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介護リフォーム【床材の変更編】

こんにちは。リファイン川崎大師の石川裕太です。

先日、工事させて頂いた『介護保険住宅改修工事』のご紹介です。

今回は畳からフローリングに床材を変更する住宅改修工事です。

この改修は『滑り防止又は移動の円滑化等』を目的としています。

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【施工の流れ】

①畳をあげ、長年の間溜まっていたホコリなどを掃除機でキレイにします。

②下地材の根太を流します。

③下地材のベニヤ材を張ります。

④仕上げ材のフローリングを張ります。

⑤キレイに掃除をして終わりです。

※工事時間は6畳のお部屋の場合で、約半日で終わります。

このように住み慣れた住宅で、安心して過ごせるようにするには『住まいの改善』が大事なポイントになります。

 

■介護リフォーム3つのメリット

介護リフォームは住宅環境を改善するためのリフォームですが、介護される側にも介助する側にもメリットのあるリフォームです。そのメリットとは、

[1] 事故の予防
例えば急な階段や敷居などのちょっとした段差でも転落や転倒の引き金になります。それが原因で骨折し、寝たきりになるなどの事態も招きかねません。介護リフォームでこうした部位をリフォームすることで事故を予防できます。

[2] 自立度のアップ
介護リフォームによって「自分でできることが増える」ことで、日常の行動範囲が広がり、健康的な生活を維持することができます。

[3] 介助者に心身のゆとり
動きにくい間取りや使い勝手の悪い設備は介助する人に、肉体的・精神的負担をかけます。介助のしやすい介護リフォームを施すことで、介助者に心身の負担を軽くすることができます。

■介護リフォーム工事のポイント

上記3つのメリットを享受するために、住宅改修の際に押えておきたいポイントとしては次のようなものがあります。

■段差をなくす
家の中の段差、家の外の段差を徹底的になくすことが事故を防ぎます。

■手すりをつける
階段、廊下、浴室、玄関、玄関アプローチなど要所要所に設置しましょう。

■扉から引き戸に
外開きの扉は向こう側に立つ人に当たる恐れも。引き戸にすると車椅子でも使えます。間口を広く取りたい場合は、アコーディオンカーテンにすると軽く開閉できて便利です。

■ヒートショック対策
冬場にリビングから寒い廊下に出たときとか、脱衣所から浴室に入ったときなど、温度差によって血管が収縮し、心筋梗塞や脳出血を起こす恐れがあります。ヒートショック対策も考えておきたい。

■明るい足元
小さな段差にもつまづきやすくなりますから、階段、廊下、玄関アプローチなどでは足元を明るく照らすリフォームを。

■すべらない素材
廊下、階段、浴室、玄関アプローチなどに使用する素材は慎重に選びましょう。

■介護保険住宅改修の概要について

介護保険制度の「居宅介護(介護予防)住宅改修」の概要は次の通りです。

 対象者  要支援・要介護認定申請を行い、要支援1~2・要介護1~5として認定された方です。

 対象となる住宅  住宅改修費の支給対象となつ住宅は、被保険者証記載の住所の住宅です。 

 住宅改修の必要性  要支援・要介護者の心身の状況と住宅の状況などから判断して、住宅改修が必要と認められる場合に保険給付の対象となります。

 支給対象工事  ①手すり取付け ②段差の解消 ③滑りの防止及び移動の円滑化のための床又は通路面の材料の変更

④引き戸等への扉の取替え ⑤洋式便器等への便器の取替え ⑥その他①から⑤の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

 支給限度基準額  20万円

 自己負担額  20万円の範囲内で掛かった費用の1割。

 

皆さまの住み慣れた家を安心して過ごせるお手伝いをさせていただいておりますので、是非お気軽にご相談ください。

詳しくは『川崎市の介護保険住宅改修の概要』http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000016850.htmlをご覧ください。

※高齢者住宅改修費用助成制度についての詳細は、各市町村窓口までお問い合わせください。
※市町村によっては申請方法や還付の方法が異なる場合があります。市町村の窓口まで問い合わせてみましょう。

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